お子さんの診療について
当院では生後間もないお子さんから幼児・小、中、高校生のお子さんまで、年齢制限なく診療が可能です。
お子さんの検査を得意とする視能訓練士とともに、お子さんの症状や性格などに合わせ、時間をかけて丁寧な検査・診察を心がけてまいります。
院内待合室横にはキッズスペースを設けております。受診のストレスや緊張感を少しでも和らげ、お子さんがリラックスした状態で院内にいる時間過ごせるよう配慮しております。
お子さんの検査を得意とする視能訓練士とともに、お子さんの症状や性格などに合わせ、時間をかけて丁寧な検査・診察を心がけてまいります。
院内待合室横にはキッズスペースを設けております。受診のストレスや緊張感を少しでも和らげ、お子さんがリラックスした状態で院内にいる時間過ごせるよう配慮しております。
キッズスペース
当院では矯正視力検査、屈折検査をはじめとした一般的な検査から、お子さん用の色覚検査、必要に応じて眼底検査や眼圧検査、斜視の検査、眼鏡処方等専門的な検査にも対応しております。
小さなお子さんも短時間で検査できる機器も備え、少しでも検査時の苦痛を感じさせないよう努めております。
★ウェルチアレン社 スポットビジョンスクリーナー(屈折検査)
小さなお子さんも短時間で検査できる機器も備え、少しでも検査時の苦痛を感じさせないよう努めております。
★ウェルチアレン社 スポットビジョンスクリーナー(屈折検査)
お子さんの目について
どの診療科においても、お子さんが医療機関を受診するとなると何か急性期症状がない限り受診まで至らないと思います。眼科においても、その時に強い症状が現れない限りなかなか受診する機会がない診療科のひとつです。
視力の発達において、乳幼児期は見る力を養っていく上で、とても重要な時期です。人の目はだいたい8歳頃までには大人と同じくらいの見え方に達すると言われております。それまでの過程の中で視覚の感受性期とも呼ばれる乳幼児期に様々なものを見ることで目に刺激を与え、見る力を鍛えることができます。この頃の目への影響が将来的な視機能に大きく影響すると言われております。
成長過程の中、なんらかの要因により、目に適切な視覚刺激を受け取ることができなかった場合、視力の発達が止まったり遅れたりすることが生じます。近視や遠視、乱視などの屈折異常の疾患を早期に見つけ、矯正や、視覚の成長を妨げる要因を適切に排除していくことで弱視になるリスクを低くすることができます。
適切なタイミングでのご受診、迅速に治療へ移行することで改善の余地が十分あるとされています。普段の生活の中で、少しでも気になることや不安なことがございましたら、お子さまの未来の目を守るため、まずはお近くの眼科へご相談ください。
視力の発達において、乳幼児期は見る力を養っていく上で、とても重要な時期です。人の目はだいたい8歳頃までには大人と同じくらいの見え方に達すると言われております。それまでの過程の中で視覚の感受性期とも呼ばれる乳幼児期に様々なものを見ることで目に刺激を与え、見る力を鍛えることができます。この頃の目への影響が将来的な視機能に大きく影響すると言われております。
成長過程の中、なんらかの要因により、目に適切な視覚刺激を受け取ることができなかった場合、視力の発達が止まったり遅れたりすることが生じます。近視や遠視、乱視などの屈折異常の疾患を早期に見つけ、矯正や、視覚の成長を妨げる要因を適切に排除していくことで弱視になるリスクを低くすることができます。
適切なタイミングでのご受診、迅速に治療へ移行することで改善の余地が十分あるとされています。普段の生活の中で、少しでも気になることや不安なことがございましたら、お子さまの未来の目を守るため、まずはお近くの眼科へご相談ください。
園・学校での視力検査について
当院では年に一度保育園や幼稚園、学校での視力検査の再検査も対応しております。
保育園や幼稚園、学校の視力検査では、園や学校生活の中で支障を来すか否かを基準とし設定された測定値によって判定がなされます。たかが、視力検査ですが、なぜその判定になったのか原因を探ることがとても大切なことです。
単に検査当日測定不良であったのか、本当に見え方に異常があるのか。それであればどのように見えていないのか。何がその見え方の原因となっているのか。なかなか症状を細かく言葉巧みに訴えることが難しいお子さんだからこそ、眼科を受診し一連の検査をすることで精査し、医師の診察により診断することがとても有効的であると考えます。
より詳しく検査、観察することで近視や、乱視、遠視、弱視、斜視といった思わぬ目の疾患が見つかるケースもあります。あまり目に感心を寄せる機会がないからこそ、この定期検査を大事に考えていただけたら幸いです。
保育園や幼稚園、学校の視力検査では、園や学校生活の中で支障を来すか否かを基準とし設定された測定値によって判定がなされます。たかが、視力検査ですが、なぜその判定になったのか原因を探ることがとても大切なことです。
単に検査当日測定不良であったのか、本当に見え方に異常があるのか。それであればどのように見えていないのか。何がその見え方の原因となっているのか。なかなか症状を細かく言葉巧みに訴えることが難しいお子さんだからこそ、眼科を受診し一連の検査をすることで精査し、医師の診察により診断することがとても有効的であると考えます。
より詳しく検査、観察することで近視や、乱視、遠視、弱視、斜視といった思わぬ目の疾患が見つかるケースもあります。あまり目に感心を寄せる機会がないからこそ、この定期検査を大事に考えていただけたら幸いです。
近視進行抑制点眼薬「リジュセア®ミニ点眼薬」について
お子さまの近視進行を抑制する参天製薬「リジュセア🄬ミニ点眼薬0.025%」の取り扱いをはじめました。
※自費診療による治療です。
リジュセア®ミニ点眼液による低濃度アトロピン治療
リジュセア®ミニ点眼液0.025%
リジュセア®ミニ点眼液は、参天製薬とシンガポール国立眼科・視覚研究所であるシンガポールアイリサーチインスティテュートにより共同開発され、2024年12月に厚生労働省より製造販売が承認された新しい点眼薬です。1日1回就寝前にリジュセア®ミニ点眼薬0.025%を点眼する治療方法で、お子さんにも使いやすい「一回使い切りタイプ(防腐剤フリー)」となっています。
治療が必要な理由
近視の進行は眼球が前後に伸びる(眼軸長の伸展)ことで、ピント位置がずれることにより生じるケースが多くあります。一度伸びてしまった眼球は元に戻らず、将来的に、緑内障や網膜剥離といった失明する恐れのある疾患にも罹患しやすくなるため、小児期からの進行抑制が重要です。近くを見ることが習慣化してしまうと近視になりやすく、眼軸長の伸びを抑えることが、近視の進行抑制には重要と考えられております。リジュセア®ミニ点眼液は、目の奥行きが伸びてしまう原因となる「ムスカリン受容体」という部分に働きかけ、眼軸長の伸びを抑え、近視の進行を防ぐ効果が期待されています。
参考資料:
本治療の目的
近視は子どもの時ほど速く進む可能性があります。早い段階からできるだけ近視が強くなるのを避けることで、将来の見え方を守り、目の病気になる可能性を 低下させる(進行を抑制する)ことが治療の目的です。完治を目的とするものではありません。
本治療の注意点
リジュセア®ミニ点眼液0.025%による近視進行抑制治療は、現時点では保険適用外のため自由診療となります。保険診療との併用はできません。副作用やアレルギーが出た際の診察も自由診療となります。他の症状で受診を希望される場合は、別日でのご案内となります。
対象
☑ 軽・中程度の小児近視患者のお子さま☑ 通院・定期的検査が可能なご家庭
☑ 医師により適応と判断された方
治療スケジュール(目安)と費用
まず、通常の保険診療で近視の状態を評価します。診療後、本治療の適応と判断され、希望者される方に事前に本治療の説明書・同意書をお渡しし、ご同意をいただいた後、次回の受診より治療開始(自由診療)となります。初回の受診時に副作用等がなく、治療継続に問題がないことが確認することができれば、以降定期的に効果をモニタリングしていきます。
治療スケジュール | 費用(税込) |
初回 | 診察・検査費用(4,950円)+ 点眼薬費用(4,380円/1ヶ月分) ※初回の受診時、眼軸長の検査を実施いたします。 |
2回目 (初回から1ヶ月後) |
診察・検査費用(3,300円)+ 点眼薬費用(8,760円/2ヶ月分) |
3回目 (初回から3ヶ月後) |
診察・検査費用(3,300円)+ 点眼薬費用(13,140円/3ヶ月分) |
※3回目の治療以降は3ヶ月毎の定期的な通院が必要です。診察・検査費用(3,300円)及び点眼薬費用(13,140円/3ヶ月分)が必要となります。(合計16,440円)
※1年に1回、眼軸長を測定します。その際は、診察・検査代が4,950円となります。
注)リジュセア®ミニ点眼液0.025%による治療は自由診療です。
なお、副作用等で治療を中止した場合でも、一旦処方した点眼薬については原則、返品・返金に応じることはできない旨、あらかじめご了承ください。
※1年に1回、眼軸長を測定します。その際は、診察・検査代が4,950円となります。
注)リジュセア®ミニ点眼液0.025%による治療は自由診療です。
なお、副作用等で治療を中止した場合でも、一旦処方した点眼薬については原則、返品・返金に応じることはできない旨、あらかじめご了承ください。
よくあるご質問(Q&A)
どのくらい続ければいいのでしょうか?
医師の指示のもと、10代後半までの継続が推奨とされています。
副作用はありますか?
まぶしさ(羞明)やかすみ(霧視)が出る場合があります。これらの症状が確認された場合や、その他の異常が現れた場合には、すぐに医師にご相談ください。そのために初回は1箱(1ヶ月分)のみ処方し、点眼薬が目やお体に合い、副作用がないか慎重に確認をしながら進めてまいります。
メガネやコンタクトレンズと併用できますか?
可能です。コンタクトレンズは外した後に点眼してください。
効果が現れにくい人もいますか。
どの点眼薬やお薬もそうですが、効き目には個人差はあります。
その他、何か気になることがありましたら、お気軽にご質問ください。